CXの基本
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第4回 東京工業品取引所の立会時間延長について

 東京工業品取引所では2009年5月7日(予定)から夜間立会が導入されます。投資家にとっては取引機会が広がりますが、その他にも知っておくべきことがあります。

時期取引システム稼動時の市場別立会時間について
昼休みがなくなる

 2009年3月現在、東京工業品取引所の立会時間は前場が9時から11時まで、後場が12時30分から17時30分までとなっており、11時から12時30分までは取引ができませんでした。株式市場と同様にいわゆる昼休みがあった訳ですが、5月7日(予定)以降はこの昼休みがありません。

 サラリーマンであってもランチトレードができるということになります。昼休みでも休みなく為替市場の動きを見ると、一般的に穏やかな動きであることが多いようですが、要人発言などから時に大きな値動きになることがあります。市場参加者が昼食を取る時間は売買量(流動性)が低下するため、まとまった注文が入ると大きく動くことになります。大きく動けば、チャンスがあると共に、リスクもあります。

日本の商品取引所で昼休みに売買ができるようになるのは今回が初めてです。どのような値動きになるのか、どの程度の出来高になるかは始まるまで分かりませんが、値動きのパターンが見極められれば、そこにトレードチャンスが生まれます。

夕方にギャップ(窓)が空く可能性がある

 また、日中立会終了時の15時30分から夜間立会が始まる17時までは売買ができません。従って、この間に為替市場などで大きな動きがあった場合には、日中立会終了時に付けた価格と大きく乖離して夜間立会は始まることになります。これをテクニカル分析では、ギャップ(窓)を空けると言います。

 15時30分から17時の時間帯は欧州勢がマーケットに参加し始める時間帯であり、為替市場等が大きく動く時間帯です。ギャップ(窓)を空けた時はトレードのチャンスでもあります。逆張りで窓埋めに行く動きを取る戦略もありますし、順張りで窓が空いた方向についていくという戦略もあります。一方、日中立会から夜間立会にかけてポジションを持ち越す場合には大きく動く可能性があるということを年頭においてポジションサイズを決める必要があります。

1日の計算期間について

 夜間立会の開始の17時から翌営業日の15時30分までが1日の計算期間となります。大阪証券取引所の日経225先物と同じ考え方ですので、日経225先物をお取引の方は分かりやすいと思います。

 計算期間としては15時30分で終了しますので、ポジションを15時30分以降に持ち越してしまうと同じ営業日であっても日計り取引にはなりません。例えば、14時に新規に建玉し、その日の20時に決済した場合、15時30分を跨いでいるので、日計り取引にはなりません。一方、21時に新規に建玉し、翌営業日の11時に決済した場合、日計り取引になります。

 また、追証の計算の基準となる帳入値段は日中立会の終了時に算出されます。従って、15時30分にかけては追証を回避するためにポジションを決済したり、新規に建玉したりする動きでマーケットが急激に変動する可能性があります。


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第1回 東京工業品取引所のシステム変更について
第2回 大豆・トウモロコシの天候相場について
第3回 続・大豆・トウモロコシの天候相場について
第4回 東京工業品取引所の立会時間延長について
第5回 東京工業品取引所の注文の種類の変更について
第6回 限月について
第7回 天候相場の注目統計
第8回 商品先物取引のレバレッジについて
第9回 倍率について
第10回 踏みとは何か
第11回 穀物の需給統計について
第12回 取引追証拠金について
第13回 作付面積について
第14回 天候相場の注目統計2
第15回 産金コストについて
第16回 金とドルの関係
第17回 商品間の相関関係
第18回 世界の大豆生産動向
第19回 CFTCの建玉明細について
第20回 ハーベスト・プレッシャーについて
第21回 日経・東工取商品指数(TOCOM NEXT)について

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