CXの基本
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第5回 東京工業品取引所の注文の種類の変更について

2009年5月7日(予定)から東京工業品取引所の注文の種類が大幅に変更されます。東京工業品取引所が提供する売買注文には7種類ありますが、岡藤商事のインターネット取引「Expert」では5種類の注文を提供します(2009年5月7日現在)。リミット注文、マーケット注文、マーケット・トゥー・リミット注文、ベスト・リミット注文、ストップ注文の5種類です。

<時期システムの売買注文の種類>
売買注文の種類 日本語名称
Limit Order リミット注文
Market Order マーケット注文
Market To Limit Order マーケット・トゥー・リミット注文
Best Limit Order ベスト・リミット注文
Stop Order ストップ注文
Standard Combination Order スタンダード・コンビネーション注文
Non・Standard Combination Order ノン・スタンダード・コンビネーション注文
約定条件を指定

注文の種類を説明する前に約定条件について説明します。注文を出す際に、注文の種類に加えて約定条件を指定する必要があります。

約定条件はFill and Store(FaS)、Fill and Kill(FaK)、Fill or Kill(FoK)の3種類があります。簡単に説明すると、FaSは注文が成立するまで、注文を残しておく、FaKはその時に約定できる数量だけ約定させて、注文は残さない、FoKは注文した数量全部が約定できないならキャンセルするというものです。

約定条件 略称 説明
Fill and Store FaS 約定できる数量は約定し、残枚数は板に残る。(有効期限の設定が必要)
Fill and Kill FaK 約定できる数量は約定し、残枚数はキャンセルされる。
Fill or Kill FoK 全量約定するか、全量約定できない場合はキャンセルされる。
リミット注文について

価格を指定して発注する売買注文であり、売注文であれば指定価格以上で約定し、買注文であれば指定価格以下で約定します。FaS、FaK、FoKのいずれも指定することが出来ます。FaSで発注すれば旧システムの指値注文と同様の注文になります。

マーケット注文について

価格を指定しない売買注文であり、対当する注文がない場合、残注文はキャンセルされます。価格を指定しないため、相場状況によっては思いもよらない価格で約定することがあります。出来高の少ない商品の取引をするときは、気配値を確認しながら取引をする必要があります。

旧システムの「成行注文」と似ていますが、全量約定を保証していませんので、成立しない場合があります。約定条件はFaKとFoKの2種類です。マーケット注文とFaSの組み合わせは出来ません。また、制限値段、約定可能値段幅が廃止されることから、気配値を確認しないで発注した場合、直前の値段と大きく乖離した値段で約定する可能性もありますので、注意が必要です。

マーケット・トゥー・リミット注文について

価格を指定しないで発注する売買注文であり、受付時の注文状況(板状況)に応じて次の通り取扱われます。約定条件はFaS、FaK、FoKのいずれも指定することが出来ます。

反対サイドに気配(売注文であれば買気配、買注文であれば売気配)がある場合はその最良気配価格のリミット注文として約定します。「最良気配価格」とは、最も約定しやすい値段のことで、投資家にとっては不利な価格となることがありますので注意してください。

約定条件をFaSとして一部約定した時の残枚数は、当該価格のリミット注文として登録されます。なお、当該価格の約定優先順位は「1位」となります。約定条件をFaSとして約定しないときは、同サイドの最良気配値よりも1ティック約定しやすい価格のリミット注文として登録されます。両サイド(売と買)に気配が無いときはキャンセルされます。

ベストリミット注文について

価格を指定しないで発注する売買注文であり、発注時の同サイドの最良気配値と同一価格のリミット注文となります。マーケット・トゥー・リミット注文よりも1ティック投資家にとって有利な注文となりますが、約定優先順位は「1位」ではありませんので、その分、約定しにくくなります。

同サイドに気配が無いときはキャンセルされます。約定条件はFaSのみです。

価格を優先するなら、ベストリミット注文、約定を優先するなら、マーケット・トゥー・リミット注文ということになります。

ストップ注文について

ある商品の…抄疚鹹蟆然覆指定値段と同値もしくはそれ以下(以上)、売気配値または買気配値が指定価格と同値もしくはそれ以下(以上)となった時点(=条件を満たした時点)で、事前に指定されたリミット注文、マーケット注文、マーケット・トゥー・リミット注文、ベスト・リミット注文が登録されます。なお、岡藤商事のインターネット取引では同一商品、同一限月のみ可能となっています(2009年5月7日現在)。

例えば、ある価格を上に抜いたら新規に買う(あるいは下に抜いたら売る)というブレイクアウト戦略の注文に使うことも出来ますし、ある価格を下に抜いたら買玉を手仕舞う(あるいは上に抜いたら売玉を手仕舞う)というように損切りに使うことも出来ます。


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第1回 東京工業品取引所のシステム変更について
第2回 大豆・トウモロコシの天候相場について
第3回 続・大豆・トウモロコシの天候相場について
第4回 東京工業品取引所の立会時間延長について
第5回 東京工業品取引所の注文の種類の変更について
第6回 限月について
第7回 天候相場の注目統計
第8回 商品先物取引のレバレッジについて
第9回 倍率について
第10回 踏みとは何か
第11回 穀物の需給統計について
第12回 取引追証拠金について
第13回 作付面積について
第14回 天候相場の注目統計2
第15回 産金コストについて
第16回 金とドルの関係
第17回 商品間の相関関係
第18回 世界の大豆生産動向
第19回 CFTCの建玉明細について
第20回 ハーベスト・プレッシャーについて
第21回 日経・東工取商品指数(TOCOM NEXT)について

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