CXの基本
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第12回 取引追証拠金について

商品先物取引は証拠金取引です。従って、投下資金(取引本証拠金)以上の損失が発生する場合があります。例えば、岡藤商事のエキスパートの場合、金の取引本証拠金は2009年6月現在10万5,000円です。金は倍率が1000倍なので、1円価格が動くと1,000円の含み損益が発生することになります。105円価格が動くと取引本証拠金と同じ10万5,000円の含み損益が発生することになります。従って、106円以上価格が逆方向に動くと投下資金以上の損失が発生することになります。

投下資金以上の損失を極力防止するために、商品先物取引には取引追証拠金(とりひきおいしょうこきん)という制度があります。取引追証拠金は通称追証(おいしょう)と言います。

含み損(値洗い損)が取引本証拠金基準額の50%を超えた場合、取引を継続するためには新たに証拠金を預託しなければなりません。これが取引追証拠金(追証)です。なお、取引本証拠金基準額は取引本証拠金算出の基準となるもので、商品取引所が定めます。取引本証拠金は本証拠金基準額を下回らない金額で商品取引員が定めます。

追証の額は、取引本証拠金基準額の50%以上、値洗い損以下で商品取引員が定めますが、岡藤商事のエキスパートの場合には追証の額は値洗い損の額となります。


追証が発生した時の対処

取引追証拠金(追証)が発生しているということは価格が思った方向と反対に動いているということです。従って、追証の発生は一旦損切りをするか取引を継続するかを判断する良い機会です。相場動向を再度確認し、冷静に判断してください。そういう意味では追証は一種のアラームと見ることもできます。

取引を継続するためには追証を入金する方法と建玉の一部を決済する方法とがあります。追証を入金する場合には追証が発生した日の翌営業日正午までの商品取引員が指定する日時までに追証を入金します。岡藤商事のエキスパートの追証の入金期限は翌営業日の正午ですが、商品取引員によってはそれよりも早い可能性がありますので、注意してください。

また、一部建玉を処分して、不要となった証拠金の合計額が証拠金不足金額を上回れば、証拠金不足が解消されたことになります。証拠金不足が解消されない場合には全建玉が強制決済されます。

なお、相場動向によっては投下資金以上の損失が発生することもあります。


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第1回 東京工業品取引所のシステム変更について
第2回 大豆・トウモロコシの天候相場について
第3回 続・大豆・トウモロコシの天候相場について
第4回 東京工業品取引所の立会時間延長について
第5回 東京工業品取引所の注文の種類の変更について
第6回 限月について
第7回 天候相場の注目統計
第8回 商品先物取引のレバレッジについて
第9回 倍率について
第10回 踏みとは何か
第11回 穀物の需給統計について
第12回 取引追証拠金について
第13回 作付面積について
第14回 天候相場の注目統計2
第15回 産金コストについて
第16回 金とドルの関係
第17回 商品間の相関関係
第18回 世界の大豆生産動向
第19回 CFTCの建玉明細について
第20回 ハーベスト・プレッシャーについて
第21回 日経・東工取商品指数(TOCOM NEXT)について

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