CXの基本
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第18回 世界の大豆生産動向

世界の大豆生産で、以前は米国が圧倒的なシェアを誇っていましたが、近年はブラジル、アルゼンチンの生産高が増えており、その動向も無視できなくなってきています。1970年代初めには米国のシェアが70%以上でしたが、10年毎に約10%ずつシェアを落とし、2009/2010年度の予想では37%まで落ちています。

これに対して、2009/2010年度の世界大豆生産高シェアは、ブラジルが25%、アルゼンチンが21%となっており、両国合わせて46%と、米国を上回っています。


《世界大豆生産高シェアの推移》
  米国 ブラジル アルゼンチン その他
1970/1971年度 73% 5% 0% 22%
1980/1981年度 61% 19% 4% 16%
1990/1991年度 50% 15% 11% 24%
※米国農務省発表

《最近の世界大豆生産高》
  米国 ブラジル アルゼンチン その他 世界全体
2007/2008年度 72.86 61.00 46.20 41.07 221.13
2008/2009年度 80.54 57.00 32.00 41.18 210.72
2009/2010年度 88.32 62.22 51.00 42.62 243.94
※単位:100万トン
※米国農務省2009年9月発表

国別大豆生産高シェア
国別大豆生産高シェア

価格動向を考える場合には、輸出シェアも重要です。生産された物が全て自国で消費され、国際マーケットに輸出されないのであれば、価格への影響は少ないからです。

輸出シェアを見ると、米国が45%でブラジルとアルゼンチンの合計も丁度45%と拮抗しています。輸出シェアで見ても、ブラジルとアルゼンチンの両国は無視できない存在となっています。


《世界大豆輸出》
  米国 ブラジル アルゼンチン その他 世界全体
2007/2008年度 31.54 25.36 13.84 8.78 79.52
2008/2009年度 34.84 29.35 5.97 6.16 76.32
2009/2010年度 34.84 24.45 9.70 8.05 77.04
※単位:100万トン
※米国農務省2009年9月発表

国別大豆輸出高シェア
国別大豆輸出高シェア

また、米国は日本と同じ北半球にありますが、ブラジル、アルゼンチンは南米の国であり、南半球にあります。従って、米国とは季節が反対になります。米国では大豆は5〜6月に作付けられ、9〜10月に収穫されますが、ブラジル、アルゼンチンでは10〜12月に作付けられ、3〜5月に収穫されます。つまり、米国と南米では丁度反対です。

10月からは米国産大豆にとっては需給相場期ですが、南米産大豆にとっては天候相場期となります。米国の需要に注目する一方で、南米の天候や生育状況も見ておく必要があります。南米産大豆の生育期は第2の天候相場と言われることもあります。

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第1回 東京工業品取引所のシステム変更について
第2回 大豆・トウモロコシの天候相場について
第3回 続・大豆・トウモロコシの天候相場について
第4回 東京工業品取引所の立会時間延長について
第5回 東京工業品取引所の注文の種類の変更について
第6回 限月について
第7回 天候相場の注目統計
第8回 商品先物取引のレバレッジについて
第9回 倍率について
第10回 踏みとは何か
第11回 穀物の需給統計について
第12回 取引追証拠金について
第13回 作付面積について
第14回 天候相場の注目統計2
第15回 産金コストについて
第16回 金とドルの関係
第17回 商品間の相関関係
第18回 世界の大豆生産動向
第19回 CFTCの建玉明細について
第20回 ハーベスト・プレッシャーについて
第21回 日経・東工取商品指数(TOCOM NEXT)について

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