FXの基本
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FXの基本
第12回 ストレート通貨とクロス通貨の値動き

前回、ストレート通貨・クロス通貨とは何かということについて説明しました。今回はその値動きの特徴を説明します。
一般的にストレート通貨よりもクロス通貨の方が値動きは大きいと言われています。取引している人は感覚として分かっているはずです。下表はストレート通貨とクロス通貨のそれぞれの1日の値動きです。1日でどの程度の動きがあるかを見るために「高値と安値の価格差」の平均値、最大値、最小値を算出してみました。単位はpipsです。ドル円を見ると、1日の平均値幅は約1円50銭であることが分かります。大きく動いた時でも4円程度です。
また、ドル円よりもユーロドルの方が値動きが大きく、ポンドドルはユーロドルよりも値動きが大きくなっています。

【 ストレート通貨の値動き】
2007年 2008年
2009年
ドル円
「高値-安値」平均 99 146
145
「高値-安値」最大 474 708 479
「高値-安値」最小 19 28 53
ユーロドル
「高値-安値」平均 82 182
202
「高値-安値」最大 247 666 634
「高値-安値」最小 16 49 51
ポンドドル 「高値-安値」平均 130 227 261
「高値-安値」最大 364 1045 662
「高値-安値」最小 23 34 55
※2009年は5月末まで
※単位:pips

次にクロス通貨の値動きを見てみましょう。やはりクロス通貨はストレート通貨よりも値動きが大きくなっています。ユーロ円の1日の平均値幅は258pips、ポンド円は344 pipsとなっています。2008年は金融危機の中、大きな値動きのある年で、1日に10円以上動くこともありました。
実際に取引をする際には1日にどれくらいの値動きがあるかを把握した上で、ポジションサイズを決めた方が良いでしょう。クロス円は短期で大きな動きがあるため、投資妙味がありますが、反対方向に動いたときには損失が膨らむのも早いからです。

【クロス通貨の値動き】
2007年 2008年
2009年
ユーロ円
「高値-安値」平均 152 240
258
「高値-安値」最大 654 1329 511
「高値-安値」最小 23 57 83
ポンド円 「高値-安値」平均 244 338 344
「高値-安値」最大 1022 2080 712
「高値-安値」最小 40 69 87
※2009年は5月末まで
※単位:pips

また、値動きが大きいほどスプレッドは大きくなる傾向があります。また、クロス円は値動きが早いので、逆指値で注文を入れた場合にはスリッページが大きくなる場合もあります。
なお、ストレート通貨の方がクロス通貨よりもテクニカル分析に従いやすいと言われています。前回、説明した通り、クロス通貨は米ドルを介した合成通貨だからです。従って、クロス通貨を取引する際はテクニカル分析によるチャートポイントから外れることがしばしばあります。

※ここに記載している内容は一般的な傾向であり、必ずこのように価格が動くという訳ではありません。実際のお取引は自分自身の判断で行ってください。

Backnumber
第1回 24時間取引できることの意味と値動きの特徴
第2回 市場別の値動きの特性
第3回 時間帯別の値動きの特性
第4回 価格を動かす経済指標(米国編)
第5回 ノックアウト・オプションについて
第6回 ドル円の1年間の値動きについて
第7回 スプレッドとスリッページについて
第8回 FXの売買戦略について
第9回 レバレッジについて
第10回 通貨コードについて
第11回 ストレート通貨とクロス通貨
第12回 ストレート通貨とクロス通貨の値動き
第13回 ドル円の年間の価格変動幅
第14回 為替と金利の関係
第15回 7月・8月のドル円の値動き
第16回 通貨毎の取引シェア
第17回 資源国通貨
第18回 為替の出来高・取組
第19回 ユーロと金
第20回 フィキシングについて
第21回 ペイオフレシオと勝率
第22回 週末越えのリスク
第23回 FXの買いと売り
第24回 FXの内部要因〜海外編〜
第25回 FXの内部要因〜国内編〜

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