FXの基本
トップページ  >  学習ガイド  >  FXの基本

FX、CFDの基本をわかりやすく解説!トレードで勝つために必要な知識を得ることができます。

Back number:
FXの基本
第17回 資源国通貨

 

資源国通貨とは資源が豊富な国で原油や金などの資源価格の影響を受ける通貨のことです。オーストラリア(豪州)は資源が豊富な国で豪ドル/米ドルは代表的な資源国通貨です。

金価格はコモディティ(商品)としての側面だけではなく、通貨としての側面がありますので、今回は原油価格と豪ドル/米ドルを比較してみることにします。

原油と豪ドル/米ドルの推移

原油と豪ドル/米ドルの推移を見ると連動しているように見えます。それを具体的に確認するために、相関係数を算出してみます。

月足ベースで相関係数を算出すると、1996年1月〜2009年7月が0.51、2000年1月〜2009年7月が0.54、2008年1月〜2009年7月が0.71となりました。相関係数とは相関度合いを測る数字で、−1から+1の間で動きます。+1に近いほど相関度合いが強く、−1に近いほど相関度合いが弱くなります。相関係数が+1なら全く同じ動き、相関係数が−1なら全く逆の動きとなります。

相関係数の結果を見ても、原油価格と豪ドル/米ドルは相関関係があり、連動して動いていることが分かります。特に2008年以降は相関度合いが近くなっていることが分かります。これはIT化の発達と金融のグローバル化に伴い、リスクマネーが原油価格と豪ドル/米ドルの両方に流れ込んでいることが背景にあると見られます。つまり、リスク選好が高まると、原油、豪ドル/米ドルが共に買われ、逆にリスク回避の動きになると、両者が売られるということです。

原油と豪ドル/米ドルの価格比を見ると、適正価格といったものはないようですが、原油価格が150ドルへ急騰した時期を除けば、ここ最近は80倍前後で推移しています。


原油と豪ドル/米ドルの価格比

このように原油価格と豪ドル/米ドルは高い相関関係があります。もとろん、豪ドル/米ドルの変動要因は原油だけではありませんが、豪ドル/米ドルを取引するのであれば、原油価格の動向にも注目しておいた方が良いでしょう。

※ここに記載している内容は一般的な傾向であり、必ずこのように価格が動くという訳ではありません。実際のお取引は自分自身の判断で行ってください。

Backnumber
第1回 24時間取引できることの意味と値動きの特徴
第2回 市場別の値動きの特性
第3回 時間帯別の値動きの特性
第4回 価格を動かす経済指標(米国編)
第5回 ノックアウト・オプションについて
第6回 ドル円の1年間の値動きについて
第7回 スプレッドとスリッページについて
第8回 FXの売買戦略について
第9回 レバレッジについて
第10回 通貨コードについて
第11回 ストレート通貨とクロス通貨
第12回 ストレート通貨とクロス通貨の値動き
第13回 ドル円の年間の価格変動幅
第14回 為替と金利の関係
第15回 7月・8月のドル円の値動き
第16回 通貨毎の取引シェア
第17回 資源国通貨
第18回 為替の出来高・取組
第19回 ユーロと金
第20回 フィキシングについて
第21回 ペイオフレシオと勝率
第22回 週末越えのリスク
第23回 FXの買いと売り
第24回 FXの内部要因〜海外編〜
第25回 FXの内部要因〜国内編〜

新規会員申込はこちら
運営会社:岡藤商事株式会社