FXの基本
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第18回 為替の出来高・取組

為替は基本的には相対取引ですので、株式や商品先物などの取引所取引のように出来高・取組は発表されません。

ただし、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のIMM通貨先物市場と東京金融取引所のくりっく365に通貨が上場されており、その出来高・取組を参考とすることはできます。

ますば、IMM通貨先物市場を見てみましょう。IMM通貨先物市場に上場されている銘柄の内、主要な銘柄の売買明細が米商品先物取引委員会(CFTC)から週に1回発表されます。その週の米国時間火曜日に集計された数字が、同じ週の金曜夕方(日本時間:土曜日朝)に発表されます。

発表内容は報告が必要な大口ポジションと報告不要の小口ポジションに分けられ、さらに大口ポジションは大手投機筋と大手商業筋に分類され、それぞれの買玉、売玉の数量が発表されます。

中でも大手投機筋のネットポジションが注目されます。ネットポジションとは買玉から売玉を差し引いたもので、買い越しているか売り越しているかということです。大手投機筋のネットポジションがインターバンク市場における投機筋のスタンスを反映しているものとして注目されています。

大手投機筋は商業筋(実需)と違って、いずれ必ず反対売買を行いますので、そのポジションが売りまたは買いのいずれかに極端に偏っていた場合、近い将来に相場がその反対方向へ進む可能性が高まることを暗示しています。例えば、円の買い越しが多ければ、将来は円安に進むのではないかと推測することができます。 



IMM通貨先物の円の大手投機筋ネットポジション

一方、くりっく365は取引所取引ですので、出来高・取組が発表されています。くりっく365は個人投資家の割合が高いと思われますので、日本の個人投資家の売買動向を判断する材料になります。個人投資家も投機筋と同様にいずれは反対売買を行います。例えば、ドル円の買玉比率が高ければ、個人投資家がドル円を買っているのではないか、そして、将来、ドル安になるのではないか、と推測することが出来ます。

なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のIMM通貨先物市場も東京金融取引所のくりっく365も為替市場全体を表す訳ではありませんので、あくまで参考としてみることが必要です。



クリック365の取組(建玉)

※ここに記載している内容は一般的な傾向であり、必ずこのように価格が動くという訳ではありません。実際のお取引は自分自身の判断で行ってください。

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第1回 24時間取引できることの意味と値動きの特徴
第2回 市場別の値動きの特性
第3回 時間帯別の値動きの特性
第4回 価格を動かす経済指標(米国編)
第5回 ノックアウト・オプションについて
第6回 ドル円の1年間の値動きについて
第7回 スプレッドとスリッページについて
第8回 FXの売買戦略について
第9回 レバレッジについて
第10回 通貨コードについて
第11回 ストレート通貨とクロス通貨
第12回 ストレート通貨とクロス通貨の値動き
第13回 ドル円の年間の価格変動幅
第14回 為替と金利の関係
第15回 7月・8月のドル円の値動き
第16回 通貨毎の取引シェア
第17回 資源国通貨
第18回 為替の出来高・取組
第19回 ユーロと金
第20回 フィキシングについて
第21回 ペイオフレシオと勝率
第22回 週末越えのリスク
第23回 FXの買いと売り
第24回 FXの内部要因〜海外編〜
第25回 FXの内部要因〜国内編〜

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