FXの基本
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第19回 ユーロと金

ユーロドルが上昇するときは金価格も上昇することが多いと思います。あるいは逆に、金価格が上昇するときはユーロドルも上昇することが多いと捉えることもできます。

金はコモディティとしての側面の他に通貨としての側面もあるからです。現在の基軸通貨はドルであり、ドルはアメリカ政府が発行体であり、アメリカの信用が下がるとドルの価値が下がり、その一方で、金価格は上昇します。ユーロドルは最も取引量が多い通貨であり、対ドル通貨の代表的存在です。従って、ドルの価値が下がるとユーロドルは上昇します。

実際にユーロドルと金の相関関係を見ると、1997年1月〜1999年12月が0.25、2000年1月〜2004年12月が0.44、2005年1月〜2009年8月が0.53となっています。相関係数とは相関度を測る数字で、−1から+1の間で動きます。+1に近いほど相関度が強く、−1に近いほど相関度合いが弱くなります。相関係数が+1なら全く同じ動き、相関係数が−1なら全く逆の動きとなります。

近年、相関係数は上がっており、ユーロドルと金価格の連動性が強くなっていることが分かります。金融のグローバリゼーションに伴い、リスク資金が同一方向に動きやすくなっていることがその背景にあると見られます。 


《ユーロドルと金の相関関係》
1997年1月〜1999年12月 0.25
2000年1月〜2004年12月 0.44
2005年1月〜2009年8月 0.53


ユーロドルとニューヨーク金価格

※ここに記載している内容は一般的な傾向であり、必ずこのように価格が動くという訳ではありません。実際のお取引は自分自身の判断で行ってください。

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第1回 24時間取引できることの意味と値動きの特徴
第2回 市場別の値動きの特性
第3回 時間帯別の値動きの特性
第4回 価格を動かす経済指標(米国編)
第5回 ノックアウト・オプションについて
第6回 ドル円の1年間の値動きについて
第7回 スプレッドとスリッページについて
第8回 FXの売買戦略について
第9回 レバレッジについて
第10回 通貨コードについて
第11回 ストレート通貨とクロス通貨
第12回 ストレート通貨とクロス通貨の値動き
第13回 ドル円の年間の価格変動幅
第14回 為替と金利の関係
第15回 7月・8月のドル円の値動き
第16回 通貨毎の取引シェア
第17回 資源国通貨
第18回 為替の出来高・取組
第19回 ユーロと金
第20回 フィキシングについて
第21回 ペイオフレシオと勝率
第22回 週末越えのリスク
第23回 FXの買いと売り
第24回 FXの内部要因〜海外編〜
第25回 FXの内部要因〜国内編〜

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