FXの基本
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FXの基本
第20回 フィキシングについて

2009年10月3日に開催されたYEN蔵氏の会場セミナー「YEN蔵流・マーケット生き残り術」では、フィキシングについて詳細に解説していただきました。今回はその一部を紹介します。

東京の仲値(フィキシング、公示)と言えば、一般的に9時55分のことです。仲値とはある時間でその日の為替を決め、さまざまな取引に使えるように利便性を与えたものです。仲値から上下1円の価格がTTS(電信売相場)・TTB(電信買相場)と言い、銀行が小口の外貨を売る価格と外貨を買う価格に使用されます。

仲値を利用する企業は通常の輸出企業、投信などです。投信などは毎日の投信の価格を計算するために決まった時間のレートが必要で、それで仲値を利用します。

また、月末や年度末(9月末、3月末)は決算絡みもあり、仲値で大きな売買が成立する場合が多く、マーケットでは事前にどちらの動きか注目されます。ドル(外貨)の買いが出る時がドル不足、ドル売りが出る時をドル余剰と呼び、5・10などのつく日はゴトー日と呼ばれ、輸入決済が集中しドル不足が多いようです。9時55分の仲値は三菱東京UFJ銀行の仲値を使うところが多く、同銀行の仲値がスタンダードになっています。

9時55分の仲値は東京時間の午前の動きを左右することも多く、この時間に向けて上昇して天井を付けたり、そのまま上昇が加速というターニングポイントにもなります。

ロンドン時間8時(冬時間の場合、東京時間17時)のフィキシング(公示)は日本の投信などが利用するためにクロス円が上下します。

ロンドン時間12時(冬時間の場合、東京時間21時)のフィキシングはユーロフィキシングと呼ばれ、対ユーロで8通貨のフィキシングが行われます。

ロンドン時間16時(冬時間の場合、東京時間1時)のフィキシングは、海外では最も有名なフィキシングです。海外の投信・ファンドなどがこのレートで資産価値を評価するために重要なレートとなっています。

この他にもオプションカット(オプションの権利が消滅)の時間など、1日の中でポイントとなる時間を押さえておくことで、為替相場の転換点を探ることができます。

※ここに記載している内容は一般的な傾向であり、必ずこのように価格が動くという訳ではありません。実際のお取引は自分自身の判断で行ってください。

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第1回 24時間取引できることの意味と値動きの特徴
第2回 市場別の値動きの特性
第3回 時間帯別の値動きの特性
第4回 価格を動かす経済指標(米国編)
第5回 ノックアウト・オプションについて
第6回 ドル円の1年間の値動きについて
第7回 スプレッドとスリッページについて
第8回 FXの売買戦略について
第9回 レバレッジについて
第10回 通貨コードについて
第11回 ストレート通貨とクロス通貨
第12回 ストレート通貨とクロス通貨の値動き
第13回 ドル円の年間の価格変動幅
第14回 為替と金利の関係
第15回 7月・8月のドル円の値動き
第16回 通貨毎の取引シェア
第17回 資源国通貨
第18回 為替の出来高・取組
第19回 ユーロと金
第20回 フィキシングについて
第21回 ペイオフレシオと勝率
第22回 週末越えのリスク
第23回 FXの買いと売り
第24回 FXの内部要因〜海外編〜
第25回 FXの内部要因〜国内編〜

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