FXの基本
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第25回 FXの内部要因〜国内編〜

国内ではFXの取引所取引を行なっている東京金融取引所(くりっく365)が内部要因のデータを発表しています。ただし、これまで最も注目されていた為替売買動向は2012年5月7日付のデータ更新(5月4日付取引分)をもって、公開を終了しています。

これまではこの為替売買動向のネット・ポジションが注目されていました。くりっく365で取引をしているのはほとんどが個人投資家です。ですから、くりっく365の為替売買動向は日本の個人投資家の売買動向を示唆する指標として注目されていました。

現在、くりっく365は売買高と建玉(取組)を発表しています。売買高と建玉のデータも参考になります。

値動きと共に売買高と建玉のグラフを見ると、売買高が急増している時には決まって建玉は減っています。また、値動きも大きくなっています。つまり、ロスカット(損切り)が出ているということです。大きな値動きになる時にはほとんどがロスカットを伴っています。

個人投資家はドル円やクロス円(ユーロ円、ポンド円、豪ドル円など)を買いから入る傾向にあります。スワップポイントがプラスになるからです。ですから、金利の高い豪ドル円などは価格が下がると買いポジションが膨らみます。いわゆる値頃買いです。下がれば下がるほど買いポジションが膨らみ、さらに下がるとロスカットから急落します。

ですから、価格が下がっている状況で建玉が増えていたら要注意です。個人投資家は買い下がっているということです。つまり、難平をしているということです。ポジションはマイナスの状態ですので、買い方は苦しい状況です。この状態だと下げやすく上げにくくなります。下げればロスカットが出ますし、上がればいわゆる“やれやれの売り”が出ます。

なお、現在は買いから取引を始める人が多いですが、将来、日本の金利が上昇し、売りの場合にスワップポイントがプラスになったら、逆の動きになるかもしれません。


 

相対取引の業者の中には以前のくりっく365のように買いポジションと売りポジションの比率を発表している所もあります。個人投資家の売買動向を判断するヒントになるかもしれません。

 

※ここに記載している内容は一般的な傾向であり、必ずこのように価格が動くという訳ではありません。実際のお取引は自分自身の判断で行ってください。

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第1回 24時間取引できることの意味と値動きの特徴
第2回 市場別の値動きの特性
第3回 時間帯別の値動きの特性
第4回 価格を動かす経済指標(米国編)
第5回 ノックアウト・オプションについて
第6回 ドル円の1年間の値動きについて
第7回 スプレッドとスリッページについて
第8回 FXの売買戦略について
第9回 レバレッジについて
第10回 通貨コードについて
第11回 ストレート通貨とクロス通貨
第12回 ストレート通貨とクロス通貨の値動き
第13回 ドル円の年間の価格変動幅
第14回 為替と金利の関係
第15回 7月・8月のドル円の値動き
第16回 通貨毎の取引シェア
第17回 資源国通貨
第18回 為替の出来高・取組
第19回 ユーロと金
第20回 フィキシングについて
第21回 ペイオフレシオと勝率
第22回 週末越えのリスク
第23回 FXの買いと売り
第24回 FXの内部要因〜海外編〜
第25回 FXの内部要因〜国内編〜

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