FXの基本
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FX、CFDの基本をわかりやすく解説!トレードで勝つために必要な知識を得ることができます。

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FXの基本
第1回 24時間取引できることの意味と値動きの特徴

 

FXの魅力の一つに24時間いつでも取引ができることがあります。外国為替市場は、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場などがあり、24時間必ずどこかの市場がオープンしています。 24時間切れ目なく月曜日のウェリントン、シドニー市場から東京、ロンドン、ニューヨーク、そして火曜日のウェリントン、シドニーへと次々に市場を変えながら、金曜日のニューヨーク市場まで途切れることなく取引が続き、為替レートも時々刻々と変化しています。

主な外国為替市場のオープン時間

24時間取引できるというと365日休みなくマーケットが開いていると勘違いされる方もいますが、土曜・日曜にはマーケットは閉まっており、取引はできません。三京証券のオクトFXの場合、取引時間は日本時間の月曜日7時15分から土曜日6時55分までとなっています(米国冬時間採用時)。

取引をする際に注意すべきことは土曜日6時55分から翌週の月曜日7時15分まで取引できない隙間の時間が約48時間あるということです。この間に為替を変動させるニュースが何もなければ、前週末に終了したときの為替レートから大きな変動はなく週初めの取引はスタートします。しかし、この48時間の間に大きなニュースやイベントがあった場合には100pips以上変動して取引を開始することもあります。週末から週初にかけて大きな変動が起こることをマーケットでは、ギャップ(窓)を空けるといいます。チャート(罫線)で見た場合、そこには大きな隙間が空いているからです。ちなみに pipsとは取引レ−トの最小単位のことで、例えばドル円でいえば最小単位の1銭のことを1pipsと言います。

ギャップが空いた場合、利益になる方の動きであればいいのですが、思惑と逆の動きとなった場合、予めロスカット(損切り)の注文を入れていたとしても想定していた以上の損失が出ることになります。ギャップの中では売買は約定しないからです。従って、週末を跨いでポジションを持ち越す場合には大きな値動きにも耐えられるようにポジションサイズをコントロールしておくことが必要です。また、ロスカットの注文をあまりに週末の値位置に近い位置に置き過ぎてしまうと週初めに瞬間的に約定して直ぐに元の値位置に戻ってしまうということもあります。早朝は取引が不活発で、流動性(売買高)が乏しいことが多く、スプレッド(買値と売値の値差)が大きく広がることがあるからです。

土日にサミットやG7(先進7カ国蔵相・中央銀行総裁会議)など予め為替相場に影響を与えるイベントが予定されている時はもちろんですが、そうでないときでもテロや紛争など突発出来事が発生して、大きな為替変動に繋がることもあります。大きな為替変動が起こっても大きな損失とならないようにポジションを小さくしておくなどの対応が必要です。

このポジション調整は個人投資家のみならず、機関投資家やヘッジファンドなどの大口の投資家も行います。週末や月末や四半期末などにはポジション調整により、ニューヨーク市場の取引終了時間に向けて、それまでと逆の方向に為替相場が動くという現象がよく見られます。ポジション調整とは持っているポジションの決済(手仕舞い)だからです。つまり、それまで急速に円高だった場合には円安に、逆にそれまで急速に円安だった場合には円高に値を戻して、週末の取引を終了するという現象が起こることがあります。特に月曜日が祝日で三連休の前の金曜日などはこの傾向が顕著です。

※ここに記載している内容は一般的な傾向であり、必ずこのように価格が動くという訳ではありません。実際のお取引は自分自身の判断で行ってください。


Backnumber
第1回 24時間取引できることの意味と値動きの特徴
第2回 市場別の値動きの特性
第3回 時間帯別の値動きの特性
第4回 価格を動かす経済指標(米国編)
第5回 ノックアウト・オプションについて
第6回 ドル円の1年間の値動きについて
第7回 スプレッドとスリッページについて
第8回 FXの売買戦略について
第9回 レバレッジについて
第10回 通貨コードについて
第11回 ストレート通貨とクロス通貨
第12回 ストレート通貨とクロス通貨の値動き
第13回 ドル円の年間の価格変動幅
第14回 為替と金利の関係
第15回 7月・8月のドル円の値動き
第16回 通貨毎の取引シェア
第17回 資源国通貨
第18回 為替の出来高・取組
第19回 ユーロと金
第20回 フィキシングについて
第21回 ペイオフレシオと勝率
第22回 週末越えのリスク
第23回 FXの買いと売り
第24回 FXの内部要因〜海外編〜
第25回 FXの内部要因〜国内編〜

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