テクニカル分析入門
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テクニカル分析入門
テーマ:第16回 平均足

平均足とは

平均足は寄付と終値を修正したローソク足です。上下に足が付いて実体部分が小さくなった形がコマに似ているため、コマ足とも呼ばれます。

「高値」と「安値」はローソク足と変わりません。「始値」は前日の平均足の始値と終値の平均値を使います。「終値」は当日のローソク足の始値・高値・安値・終値の平均値を使います。整理すると【表16−1】のようになります。

ただし、チャート初日の始値については、前日のデータが無いため、当日の始値・高値・安値・終値の平均値を使います。これは終値と同じですので、初日のデータは始値=終値となります。


【表16−1】ローソク足と平均足の比較

ローソク足
平均足
始値
前日の平均足の始値・終値の平均値
高値
当日のローソク足の高値
安値
当日のローソク足の安値
終値
当日のローソク足の始値・高値・安値・終値の平均値


平均足の特徴

【図16−2】と【図16−3】は同じチャートをローソク足と平均足で描いたものです。通常のローソク足に比べて、平均足の方が陽線、陰線が連続していることが分かると思います。このようにトレンドの変化を一目で分るようにしていることが平均足の特徴です。


【図16−2】ローソク足


※クリックして拡大できます。


【図16−3】平均足


※クリックして拡大できます。

平均足の見方

平均足の基本的な見方は下記の通りです。「陽線は買い、陰線は売り」が基本ルールです。トレンドが続けば、陽線、陰線が続いていきます。陽線の場合は上ヒゲ、陰線の場合は下ヒゲが出ると強いサインとなります。これとは逆に陽線の場合は下ヒゲ、陰線の場合は上ヒゲが出ると、トレンドの終わりが近いと見ます。

また、実体(ローソクの胴体部)の長さはトレンドの強さを示します。一本前の平均足の実体よりも実体が短い場合はトレンド変化の兆しです。中でも、非常に短い実体(特に十字線のように、上下にヒゲが伸びている場合)は反転の可能性が高くなります。

トレンドがない保合いの期間は、上下にヒゲが伸びた状態が多くなります。

《平均足の基本的な見方》
1.陽線は買い、陰線は売り [基本ルール]
2.陽線+上ヒゲ は強い買い
3.陰線+下ヒゲ は強い売り
4.陽線+下ヒゲ は買いに陰り
5.陰線+上ヒゲ は売りにかげり
6.前日の実体(ローソクの胴体部)より短い実体は”変化の兆し”
7.非常に短い実体(特に胴体部の無い同事線)は”トレンドの変化”
8.保合い期間中は、上下にヒゲが伸びた状態が多い。



バックナンバーはこちら
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第1回 テクニカル分析の意義
第2回 ローソク足の見方と判断法
第3回 酒田五法
第4回 トレンドの定義
第5回 サポートとレジスタンス
第6回 トレンドライン
第7回 チャネルラインと目標価格
第8回 天底転換パターン
第9回 天底転換パターン
第10回 中段保ち合いパターン
第11回 中段保ち合いパターン
第12回 移動平均線
第13回 移動平均線
第14回 ボリンジャーバンド
第15回 フィボナッチ
第16回 平均足
第17回 RSI(相対力指数)
第18回 テクニカル指標の変数

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