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週明けのマーケットは、UAE中銀が流動性を供給するとの話からドバイの信用不安に対する楽観論が広まり、東京がスタートする前に一時87円台半ばまで戻す動きもありましたが、その後藤井財務相の介入に否定的なコメントが伝わると、NYのクローズ水準まで値を戻しました。その後の東京、海外の動きもそうでしたが、ドバイショックの問題はまだまだ不透明な部分が多く、現段階では楽観的にも悲観的にもなれない状況かと思います。しかし、材料としては間違いなく金融市場に悪影響を与えるものであり、リスク許容度が低下する方向でのバイアスを考えておく必要があるでしょう。介入にしても現状ですぐ出る感じは無さそうですが、今後円高が短期間で進み、直近の84.82レベルを大きく抜けてくる場合には、出る可能性が高いと見ています。東京市場以降はユーロドルがじり安となったものの、基本的には方向感がはっきりしない展開でした。以下、テクニカルな面からコメントを加えておきます。
ドル円は月曜シドニー市場で87.45レベルをつけましたが、同水準は転換線(87.29)に近く、引き続き87円台前半はドル売りが出やすい水準と言えます。いっぽう84円台を付けた27日は日柄的には反発が入りやすい日でもあります。ドル円の均衡表ではあまり目立っていませんが、27日は先行させた遅行スパンが山を付けている日です。これはユーロ円の均衡表によりハッキリと現れていますが、平均足と先行させた遅行スパンが大きく動き(同じ方向の場合もあるが、特に逆方向は注意)、かつ先行させた遅行スパンが大きな山や谷を付けている時には、短期的な値動きが収束に向かうことがしばしばあります。今回のケースはまさにそれにあてはまり、しかも値幅観測的にも84.80レベルがターゲットとなっていたことは以前書いた通りです。また、もうひとつ面白い現象が出ています。私が使っている東京9時〜NY17時のチャートでは、84円台は付けていません。つまり、短期的にはいったん底打ち、しかしまた付けに行く可能性が高いのが84円台と言えそうです。さて本日ですが、85.60レベルをサポートに、転換線(87.29)レベルをレジスタンスと、引き続きもみあいの展開となるでしょう。
ユーロ円は上記のとおり、27日に先行させた遅行スパンが大きく山を付けており、短期的には同日が価格の谷を付けた可能性が高いという均衡表になっています。大きな流れは円高傾向にあるものの、昨日は平均足も中立に近い陽線となったこと、またユーロドルの足型が日替わり状態となってきたことを見ると、こちらもまたもみあいと考えられます。本日は128.80レベルをサポートに、転換線(130.71)をレジスタンスとする流れを考えます。
ユーロドルは基本的にはまだ上昇傾向にあるのですが、ドバイショックでチャートが乱されたとでもいうか、短期的には方向感を失っているように見えますが、昨日も転換線(1.4973)がサポートとなっています。三役の関係も再び++へと好転してきましたので、押し目買いの流れが継続しやすいでしょう。本日も転換線(1.4973)をサポートに、レジスタンスは1.5100レベルとなります。
●今週のゾーン
| 通貨ペア | サポートゾーン 〜 レジスタンスゾーン |
| USD/JPY | 84.12/84.64 〜 89.02/89.53 |
| EUR/JPY | 125.85/126.65 〜 133.39/134.18 |
| EUR/USD | 1.4791/1.4828 〜 1.5143/1.5181 |
| * USD/JPYの到達確率(C1/O3) 82.45=13%, 84.64=65%, 86.83=53%, 89.02=12%, 91.21=3% |
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【本日のフィボナッチ・ゾーンに基づく到達確率チャート】








































